マツダ車の豆知識 

皆様、マツダが販売している車に搭載されているエンジンには、種類があるのをご存知ですか？

現在マツダ車には、大きく分けて、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがございます。

よくお客様に、「ガソリンとディーゼルって何が違うの？」

と質問を受けることが多いので、今回はそれぞれの特徴をご紹介！

まず、違いを語るうえで大事になる要素が、馬力とトルクという2つの要素です。

馬力とは？

馬力というものは、車の速度に関係のある部分です。

馬力が強いと、エンジンの回転数が高回転まで回り、車の加速力が向上します！

トルクとは？

トルクとは、車の走りだしに関係のある力になります。

トルクが大きいと、停車中からの車の走りだしがスムーズに行われます。

簡単ではありますが、馬力とトルクのご説明が終わったところで、

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは、どんな差があるのかをご説明させていただきます！

ガソリンエンジン

馬力が強く、加速力が優秀！

世の中で、一番流通していると言っても過言ではないガソリンエンジン。

実はガソリンエンジンは馬力に秀でており、加速力や最高速度という、速度面での利点があるのです。

しかし反面、ディーゼルエンジンと比べるとトルクが小さく、走りだしの際には少しもたつきが生まれやすいのです。

ディーゼルエンジン

トルクが大きく、走りだしの安定感抜群！

燃費もお得！

ディーゼルエンジンは、ガソリンに比べトルクが大きく、走りだしの安定感に優れており、停車後の発進もスムーズに行えます。

そのため、重量のある車・・

主に大型トラックや、バスにもこのディーゼルエンジンが使用されていることが多いです。

さらに、燃料が軽油ということもあり、燃料代もお安く済みます。

また、ガソリンに比べ燃費も良く、長距離走行にも優れています。

反面、ガソリンに比べ馬力が小さいので、ある一定の速度に到達すると、そこからは速度が上がりにくいという面も持っています。

また、ちょい乗りが続くと、燃料に使用されている軽油が上手く燃え切らず、燃えカスが発生しやすいため、逆に燃費が落ちてしまう側面も持っております。

いかがですか？

なんとなくですが、エンジンの違いを分かっていただけましたでしょうか？

まだエンジンの特徴の違いが分かりにくい方も多いんではないでしょうか？

ではもう少し身近なもので例えてみましょう！

皆さんは変速機付きの自転車に乗られてことはありますか？

乗られたことがある方はイメージしやすいと思うのですが、

自転車のペダルが重たい時・・

実は重い時はガソリンエンジンの挙動に似ているんです！

ペダルが重いと漕ぎ出しの時、ふらふらと前輪が揺れてしまうことはありませんか？

反面、ある一定のスピードが出ると、ペダルを漕げば漕ぐほど自転車は加速していきますよね？

まさに、ガソリンエンジンの車と同じ特性を持っているんです！

逆にペダルが軽い時・・

ちょっとの力でペダルを漕ぐだけで、簡単に自転車は進みだすと思います。

しかし、一定の速度に到達すると、どれだけ漕いでも自転車はそれ以上加速せずに、ペダルも空回りを起こすと思います。

これはまさに、ディーゼルエンジンの車と同様の特性を持っているのです！

身近な自転車で考えていただくと、車のエンジンの特性も少しはわかりやすかったのではないでしょうか？

実はマツダには、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに続く、第3のエンジンがあるのですが、そちらはまた次回ご紹介！

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